【家録音】An Malvina マルヴィーナへ

An Malvina – Johann Kaspar Mertz (1806-1856)
音を通して「語る」「ささやく」のは簡単なことではないけれど、ギターという楽器はそれがやりやすい楽器なのかな。さらに19世紀ギターを弾いていると、弦張力が弱いぶんより細かな語り口、ニュアンス…などを追求しやすい。なんか有機的な音がするんですねぇ。もちろん良し悪しではありません。モダンギターも好きですよ。
ホームレコーディングなので表の子供達の声が少し入ってますがメルツの「マルヴィーナへ」、おそらくマルヴィーナという特定の女性を想い書いた曲。きれいな曲です。

ところで…中止になった4月25日パクキュヒさんを特別ゲストに行おうとしていたコンサートの一部をライブ配信しようと思っています。(キュヒさんは海外なので出演できません。安全をお祈りします!)
コンサートができない昨今の情勢で、なにかできないかと考えていました。そこでたどり着いたのがYoutubeのSuperChatなる投げ銭システム。これを利用するには登録者数などの条件があるようです。もちろんシステムを導入しても無料視聴は可能です。なのでもしよろしければチャンネルの登録をお願いいたします。ここ最近、くるったように動画アップロードしています。

「【家録音】An Malvina マルヴィーナへ」への1件のフィードバック

  1. 岡本さんの19世紀ギターの音色、素晴らしいです。
    変な例えかもしれませんが、モダンギターがグランドピアノなら
    岡本さんの19世紀ギターは往年のエレクトリックピアノ〜Fender RhodesかWurlitzerピアノの甘く円やかなサウンドを思い出しました。

    最近私も作者不明の19世紀ラコートスタイルのギター(弦長620mm)を手に入れたのですが、中々合う弦が見つからず困っていました。

    いや、それ以前に正直今まで19世紀ギターの音を聴いてもその良さがピンと来てなかったので、どんな音を目指せば良いのかが分かっていなかったのです。
    岡本さん演奏の音を聴いて初めて19世紀ギターの素敵さがイメージできました、感謝です。ありがとうございます。

    いきなりお尋ねするのは不躾なのですが
    岡本さんは19世紀ギターにどんな弦を使っていらっしゃるのでしょう?何かヒントでも頂けたら幸いです。

     
     

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