ドイツの製作家 マリオ グロップ氏の2016年の作品。オーストリアのアルトハイムというコンクールで副賞としていただいたギターです。
なんといってもかわいい色と良い肌触り。
表面がツルツルのギターは、仕上げ塗装の前に「目止め」という工程があり、それによって木の細かい凹凸を埋めています。
このギターは目止めをしないことで肌触りの良いサラサラな仕上がりになってます。艶消しというのが良いでしょうか。
表板は珍しいモミの木。裏横板もとても美しい木目が浮かび上がっています。弦長650mm。ボディは構えやすい小ぶりサイズ。
私の出場を最後に終わってしまったコンクール。思い出のギターです。