パリアーのソナティナ

4月25日のリサイタル、テーマはウィーンです。
ひとつの目玉としてFlorian Palier(フロリアン パリアー)のソナティナ(2018)を日本初演いたします。オーストリアの詩人リルケの作品に感銘を受けた即興曲で、後期ロマン派の和声法、シェーンベルクの12音技法、そして彼の持つジャズ和声と即興演奏の技術を統合したとてもcoolなソナティナです。私も卒業試験にて演奏しました。どうぞおたのしみに!(なんと4月25日は彼の誕生日でもあるんです!)
動画は本人が弾く第3楽章です。

“…An essential element is the improvisation inspired on poems by Rainer Maria Rilke. My musical language is building a synthesis between the time of Rilke and the present. – Late romantic harmonic and augmented tonality are connected with elements of Jazz and improvised music…”

クンクンシー

工工四、クンクンシーと読むらしいんです。

琉球三線の楽譜のようなものです。私が書いてるのは本来のそれとは少し違うものですが、興味深いですよね。

琉球の文化、色、音、海、島。とてもよく知ってるわけではないけど好きです。良いですよねぇ。

 

チケット完成

4月のリサイタルのチケットが届きました。浦安音楽ホール受付でもお取り扱い開始します。ホール受付は電話予約はできませんのでご注意ください。

最近少しゆとりを持って自分の「音」と向き合えています。昨年末は音に対する細やかな気遣いが欠けていたように思い。

もっと多彩なパレットで大きな絵を描いてみたいとおもいます。

蒲田、そして府中

11日の蒲田アプリコホールでのコンサート、フリーバーズにお招きいただきました。お越しくださった皆様ありがとうございました。

ソロの際、例の19世紀ギターを登場させましたが自分としても気持ちよく演奏でき、そしてお客さまからも良いコメントをいただき、良いデビューになったのではないかと思います。

椅子に座りながら足台を使わないストラップでの演奏は楽器と体がより一体化し体の動きが自然に音楽に直結する感じがします。なんだか、今後この道を切り開いていくのも悪くないと思ってしまいました…。これからも楽しみです!

そして翌12日は非公開ではあったものの府中芸術の森のウィーンホールに初めておじゃましてまいりました。500人のホールでありながらギターがとてもよく響くこと!いつかここでもリサイタルができたら良いなと思いました。

そして今日のマラソンでは夕陽とベイブリッジ、そして富士山のシルエットが見えました。明日も天気になーれ!

4月25日土曜日、浦安音楽ホールにて

あけましておめでとうございます。気づいたら明けてました。本年も皆様にとって平和であたたかい年となりますように。

チラシができました。今回はウィーンのロマン派をメインとしています。昨年の帰国記念コンサートでは熊谷俊之さんにご出演いただき、今年はパクキュヒさんをご招待することができました。同じくウィーン国立音大にてアルヴァロピエッリ先生に師事した偉大な先輩方です。留学当初お二人がいなかったら私はケルントナー通りで干物になっていたでしょう。
さて、例のギターも登場します。修理に出していて最近帰ってきました。修理の様子は前の記事にあげていますのでよければご覧ください。
もしよろしければおこしください。どうぞおたのしみに!
Photo by Waki Hamatsu

19世紀ギターの修理6

そしてひきとりに…。

生まれ変わりました。
弦から直接振動を受け取るサドルとナットも交換、調整していただいたので音も潤いを取り戻しました。嗚呼うれしい。忙しい時期に大変な修復をしてくださったのは稲城市に工房をかまえる奥清秀さんです。
ありがとうございました。

どういう生い立ちかは知らないけどこのギターのヘッドには特殊な装飾が施されています。

今回依頼した指板は一枚の黒檀に生まれ変わりその上に並ぶフレットたちがまぶしい。

ボディの淵に沿って描かれる複数のライン装飾をパーフリングといいますが、実はこれ色の違う木をそれぞれ細〜く加工して何重にも重ね貼り合わせる神業なんですね。憶測ですがこの当時のギターでここまでパーフリングのラインの数が多いのは価値あるもしくはなにか特別なギターだった証ではないでしょうか。(だといいなぁ)

いずれにせよ、ウィーンの蚤の市にてこのギターの音そのものにふれたときそのあたたかさとまろやかさにしびれました。今日海を越えて匠の技により蘇ったその姿と音で人の心を動かせたらこれほど興味深いことはないでしょう。

近いうちコンサートにて登場することをご期待ください。

19世紀ギターの修理5

19世紀ギターの修理4

19世紀ギターの修理3

19世紀ギターの修理2

19世紀ギターの修理1

19世紀ギターの修理5

やはり楽器の製作家さんも年末はお忙しいようです。そんな中大変な修理を引き受けてくださった奥清秀さんからギターが完成したとの連絡がありました!

前回に続く動画もいただきました。近日引き取りに伺います。どうぞご期待ください。

19世紀ギターの修理4

19世紀ギターの修理3

19世紀ギターの修理2

19世紀ギターの修理1

2019に感謝そして2020

すっかりあいだがあいてしまいました。21日に最後の演奏を終え、ようやくゆっくりと部屋の片付けができました。

今年も本当にたくさんの方に出会い、お世話になり、応援していただきました。文字通りギターと共に歩んだ一年でした。帰国して一年が経ち、今振り返ってみるとこうしてギターを演奏し生活できたことに深い感激と、演奏を求めて招いてくださった方や演奏会に来てくださった方々への感謝が止まりません。ありがとうごございました。
さらにこれから音楽を突き詰め、みなさまと空間と時間を共にし作品の感動を共有できる幸せをさらに広げていきたいと思っています。

さて、ブログにて明記するのはこれが初めてですが、4月から開成高校という名門校で週に二日非常勤講師として勤務しておりました。今まで経験の少ない教育現場での生徒たちへの指導に最初は大きな不安しかなく、4月16日の初授業後なんか自分の指導技量のなさに絶望に打ちひしがれ、ラーメン屋で3時間ただぼーっとスープの表面に浮く油の輪っかを箸でつついて繋げていました。しかしながら周囲の先生方、生徒たちのあたたかさにも助けられながら少しずつ慣れてきています。
もともと日本に帰って来たら演奏だけでなくギターの楽しさを後の世代と共有していきたいと考えていたので、この機会が与えられたことに大きな喜びを感じています。奏者として腕を磨きつつ、指導者としても一本筋を通して経験を積んでいきたい。

いよいよ2020年の到来!来年も皆様にとって平和であたたかい一年となりますよう。
どうぞ来る年もよろしくお願い申し上げます。

岡本拓也

 

今夜はドイツの友人からもらったビールで

もういくつねると

年末、いかがおすごしでしょうか。

ブログの更新が追いつかない日々ですが、元気に年末を迎えられそうです。

またゆっくりと書けるときに詳しいことは書くつもりですが、14日横浜での小暮さんとのデュオ、15日カリスインストアライブ、17日浦安市立明海小学校、19日美浜文化ホール、21日プライベートの演奏会、などなど盛りだくさん。本当にありがたいことです。

みなさまも風邪など召されませぬよう!