第44回GLC学生ギターコンクール その2

ANAの離陸前安全マニュアルビデオ、歌舞伎役者が演じてましたが芸術としてもエンターテイメントとしても面白すぎて肝心の内容が頭に入ってこない…。(笑)

さて前の記事の続きですが、昨日のコンクールでひとつ全体を通して気になったことがありました。もちろん気にして心がけていた人もいたと思います。

わたし自身も注意すべき点ですが、演奏前のステージ上での調弦を最短、小音量にとどめる練習は普段からしても良いのではないでしょうか。奏者が出てきてから曲の一音目を弾くまでというのは聴衆にとっても心の準備をする大切な時間です。ステージをひとつのパフォーマンスとして完成させるには、奏者が舞台上での一つ一つの動作をある程度磨くことも大切だと思います。一番大切なのは音楽の内容です、しかしながら一度試してみるのも良いと思いました。

ちなみに古楽奏者の調弦でたまに美しいものを見かけます。演奏前、今から弾く曲の調性のカデンツを一通り、装飾音やおしゃれな和声進行を使ったりしながら弾くという。その間弾きながらなんとなく微調整していくという。すでにプレリュードひとつ出来上がってしまう感じです。

それもまたそれでおもしろいですよね。

あまり細かいことをぺちゃくちゃしゃべるのは好かないですが、審査員という、若手の将来を変えかねない大切な仕事をさせていただいた直後なのでおおめにみてください。

第44回GLC学生ギターコンクールにて

昨日はギターリーダースクラブ GLCの招待演奏と本選の審査に携わらせていただきました。

朝の2次予選から参加者の演奏を聴かせていただきましたがとてもレベルが高く驚きました。私が受けてきたヨーロッパのコンクールでは終了後に審査員に改善点や意見を求めて話に行くことは普通だったので、私も来てくれた人には私なりの意見を伝えさせていただきました。しかし人によって、審査員によって意見は違うものですのでそれを踏まえ、参考としていただけたらと思います。改善点や反省がある人はそれを克服し、うまく演奏できた人はさらに高みを目指し、それぞれのつぎのステップを歩んでいただきたいと思います。コンクールは自分を磨くための経過点です。予選で落ちても失望しないでください。今回本選に残らなかったけどこの子の本選を聴いてみたかったという人は何人もいました。日本全国から集い、悔しい思いをした人もたくさんいると思いますがその悔しさはバネになります。みなさんのこれからが楽しみです。

昨日もコンクールを運営するにあたりステージ裏や、準備段階でもたくさんの人が動いておられました。コンクールを運営、そして継続していくことは簡単なことではありません。私もコンクールに育てていただいた人間として実行委員の皆さまには感謝しかありません。今後もこの若手育成の場が今にも増してさらに盛り上がっていきますように。

さてこれから松山に飛びます。ではでは〜。

Boeing 777-200 飛行機はかっこいい