ノートルダム

街のシンボル、人々の心のささえ、安らぎ、思い出、祈り。パリのノートルダムの家事はフランスの人々にとってとても悲しいことだったと思います。ウィーンでいうシュテファン大聖堂でしょうか。昔からウィーンの人々は「シュテッフィ」というまるで可愛らしい女の子の愛称で大聖堂を呼んでいました。パリの人々にとってもノートルダムがそうであったはずです。まずはみんなの力で修復が進むことを祈ります。

さて、日曜日の新大久保クロサワ楽器でのインストアライブは毎回奏者がお店の好きな楽器を数本選んで演奏します。本日えらびに行ってきました。うーむどれも素晴らしい…。おっとあぶない。危うく持って帰るところでした。五本の楽器を選びました。さて、どの五本になるかはお楽しみに!

たからもの

この7年間、いろんなことがありました。
たくさんの人に助けていただき、また迷惑もかけ、さまざまな岡本珍事件を起こしながら過ごした思い出の町ウィーンでの生活をあとちょうど1ヶ月で終えます。みなさま、本当にありがとうございました。
とある宝物について少し。
ウィーン生活2年目からずーっと一緒に町を駆け抜けてきた自転車。通学電車賃を浮かせたいといういかにもドケチな考えで解決策を探していた頃、大学の先輩が「日本に帰るから自転車あげるよ」と言ってくださったのが出会い。先輩も認めてたけどごく普通の少年用の安いマウンテンバイク。うれしくてどこに行くにもコロコロと転がしていた自転車。
銀色と紫のペイントが誰の目にもまぶしすぎたので塗料を剥いでベージュ色に塗装したり、ブレーキゴムが摩耗しすぎてブレーキが効かずにドナウ運河に鳥人間コンテストしそうになったり、雨の日にはどうゆっくり走ったって背負ってたギターケースが望まずとも迷彩柄みたいな泥だらけになるので一番安い泥除けをつけてあげたり、大事な日にタイヤにネジがぶっ刺さってパンクしてまるで使い物にならなかったり。レッスンでヘコんだ帰りはゆっくり回り道しながら走ったり。
今思うと良い時も悪い時もずっと一緒でした。少し目立つベージュなので街中で停まってるのを見かけたら「岡チャリ発見したよ」てよく言われました。岡チャリってなんだしって思いながら気づいたら自分でも岡チャリと呼んでました。
岡本の宝物、岡チャリはあと1ヶ月で後輩のウィリアム君に引き取られウィリチャリとなります。ウィーンにいる人、ウィーンに行く人、街中でなんとも言えないちょっと不恰好で渋いベージュの自転車が停まっていたら、ウィリアムに電話してあげてください。「ウィリチャリ発見したよ」って。
ありがとう岡チャリ!感謝しきれない。

夏、ほおづきの下で雨宿りした時の一枚。

ウィーンフォーラムギターフェスティバル

今年もこの季節がやってきました。今年は特にたくさんの名手が集うってのでちょっと楽しみです。
CDの録音、卒業試験のプログラム、コンクールのプログラムが三者まったく異なるので今回はやるべきことに集中しようと思いコンクールは受けません。
今までヨーロッパのコンクールで一緒に競ってきた仲間や知り合いがたくさん出るとのことなので練習の合間に覗いて応援したいと思います!

http://www.forum-gitarre.at/index.php/en/

ヴェルディのオペラ

ウィーンに戻ってからというものケルンに留学中の親友が遊びに来てくれているのでここ数週間はウィーンの街を散策したり美術館に行ったり、ウィーン再発見の時間です。

最近の話だと一昨日の「椿姫」、今日の「オテロ」。続けてヴェルディの作品を立ち見で。

やはり生は良いです。割と単純なストーリーのはずなのに、登場人物の心情と密接に結びついた音楽が聴き手の心も揺さぶり、クライマックスにはつい目頭が熱くなります。

いつの時代も人の心は繊細で豊かなのだと、イタリアオペラを観るといつも思うのです。